対人恐怖 相手を不愉快にさせる致命的欠陥があると思ってしまう(顔つき・表情 ・態度 ・雰囲気等)

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

動画でご覧になりたい方は、
下記アドレスからご覧ください。
https://youtu.be/1gt0xAB95jk

対人恐怖の方の多くは、
自分には相手を不快にさせるような、
致命的な何かがあると
信じ込んでおられる方が多いですね。

それが顔つきであったり、
表情であったり、
態度、雰囲気。

究極的には自分という
存在そのものが不快。

こうなってくると、
誰かと会うことは恐怖そのもの。
避けたくなる。

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でも実際は、第三者的に見れば、
そこまで人を不快にさせるものは
お持ちでない方がほとんどです。

実は相手に不快感を与え、
印象づけるのは、
かなり難しいこと。

相当、強烈なことを
する必要があります。

でもご本人は、
「まさに自分はそういう人間なんだ」
という感覚なんですね。

それは、
そういったセルフイメージを
持っているからという場合がひとつあります。

この辺を見直し、
吟味していくことが大切ですね。

これらは非常に深い思い込みですから、
時間をかける必要はあります。

そういったタイプの
思い込み。

そしてもう一つ、
強迫観念が関係している場合があります。

「自分は醜い」

「顔のパーツ(◯◯)が異常」

等といった観念。

これらの強迫観念は
思い込みとは違い、
様々なアプローチに対し、
びくともしないことがほとんど。

そのくらい強力なもの。

でも打つ手はあります。

それはこれらの強迫観念の
影響を減らすこと。

それは上空を飛ぶジェット機の
騒音への対処と
共通するものがあります。

ジェット機の騒音を、
止めることはできません。

でも無力でも
ありません。

騒音があっても、
その心理的影響を減らし、
楽しく過ごすことを選ぶことはできますよね。

それと似ています。

自分の心の中で起きてくる、
強迫観念。

人に対する不安や恐怖を呼び起こす
強い観念は勝手に湧いてきます。

それらを減らしたり、
書き換えることは
基本困難です。

でも影響を減らすことは
できる。

マイペースで過ごし、
人に対する恐怖を
和らげることはできる。

観念自体を変えようしても、
かえって強くなり、
頭にこびりついてしまいます。

第一段階、
この強迫観念を信じ
間に受けている状態から抜け出すこと。

最初はどうしても、
全て丸呑み状態。

それを減らし
決めつけに疑問を持てるように
していきます。

やがては抵抗できるように。

そして最終的には、
強迫観念が出てきても影響されず、
ただ受け流すことができるように。

こういった切り口が必要な、
対人恐怖のタイプもあります。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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