気持ちが落ち着く体質になるには

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

このメルマガは、
皆様に心穏やかに暮らしていただきたい、という思いで書いています。

そのために役立つ知識や、
具体的なコントロールする方法を提供していきます。

皆さんのお役に立てば幸いです。

気持ちが落ち着く体質になるためには、いろんな角度のアプローチがあります。

身体的…

栄養学的…

心理的…

身体が歪んでいれば目に見えますし、栄養状態が著しく偏っていれば検査結果で出てきます。

当然、心も不安定になりますし整えていくとある程度落ち着いてきます。
まずはこういったところから、改善していかれることをお勧めします。

しかしこれらのアプローチは大切だけれど、それで充分というわけではありません。
身体的、栄養学的アプローチに加え、心理的なアプローチが不可欠です。

とは言え、心は目に見えないものなのでピンとこないかもしれません。
一見とらえどころのない心を自分で捉えられるようにする工夫が必要です。

そのために、「感情としての自分」に気づけるようになるといいと思います。

例えば下記のやりとりがあったとします。

A:「ここ間違っているから。気をつけてね!」(ぶっきらぼうな調子で)

B:「そんなに怒らないでよ」

A:「怒ってないよ!」(イライラした様子で)

B:「ほらやっぱり怒ってる」

A:「怒ってない!!」(大声)

このやり取りでAさんは、本当に「自分は怒ってない」と思っています。気づいていないのです。

このように他人から見れば明らかなことでも、以外と自分の感情には気づけないものです。
そして自分で気づかない感情は、コントロールがきかず暴走してしまいがちです。

怒っていると分かっていない人は、本当に恐ろしいです。
気づいていないので手加減しないからです。

自分が怒っていることをわかって怒っている人は、そんなに怖くありません。
自分がどれだけ相手にダメージを与えているがわかり、ほどほどのところでコントロールできるからです。

つまり、感情に気づく力が強いと怒りに限らず様々な感情の暴走を防ぎ、短時間で落ち着かせられます。
「感情としての自分」に気づくというのは「気持ちが落ち着く体質になる」王道と言えるでしょう。

そのための簡単な方法があります。

一日の終わりに、大きく感情が動いた時を思い出します。
そして、大体の時刻と感情の種類(あせり、イライラ、怒り、恐怖、悲しみ、落ちこみ等)を紙に記録していきます。

「感情としての自分」を観察し紙に書く作業です。

毎日マイナス感情を思い出すことになるので、
「負担が大きい」と感じる方は無理はなさらないでください。

これは心の筋トレみたいなものです。
毎日記録を取るのはおっくうだし苦痛だけれど、無理をしない程度に続けると、
除々に心の筋肉がついてきます。

もし、4週間以上続けることができたら、今までより「感情としての自分」に気づくことができるようになります。

その結果、「気持ちが落ち着く体質」に近づきます。
心が平穏な時間が増え、ストレスに対する切替も早くなるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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