うつ病から徐々に回復してきました。でも家族がプレッシャーです。

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
うつ状態が最悪のときというのは、
全く動けません。
 
加えて表情もすぐれませんので、
家族の理解は、
比較的得られやすいですね。
 
 
 
でも動けるようになってくると、
家族の期待値がどんどん上がってきます。
 
ちょっと動いただけで、
 
「そのくらい動くのはあたりまえ」
 
と家族が錯覚しがちです。
 
でもご本人的には、
ちょっと動いたらしばらくは動けない、
ということもよくあります。
 
 
 
ただ
「周りの期待に応えないといけない」
 
という思いが強いと、
無理をして
 
「動ける自分」
 
を演じてしまうんですね。
 
 
 
そうすると本人的には、
限界を超える頑張りで
何とか動いているのに、
家族的には当たり前。
 
「ここまでよくなったのだから
もっと動けるだろう」
 
という期待値が容赦なく上がっていき、
本人はすごく苦しくなるということがあるんですね。
 
 
 
これが続きますと、
いずれ破綻がきます。

完全に動けなくなりますし、
ご本人は追い詰められ
「死にたい思いになる」
という話も良く聞きます。
 
 
 
ですから回復してきたのは
基本的には良いことなんですけども、
とても大事な時期です。
 
ちょっと油断すると
家族の期待値がどんどん上がってしまいます。
 
 
 
そのあたりのギャップを
きちんと解消ために
言葉で伝える。
 
あるいはそういった本を
読んでもらうのもいいでしょう。
 
 
 
もし難しいようでしたら
通っている病院の医者、
あるいはカウンセラーのところに一緒に行って
専門家から実情を伝えてもらう。
 
というのは
一つの対処法になると思います。
 
ご参考になれば幸いです。
  
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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