カウンセリングが進む局面、停滞する局面

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

日々カウンセリングをやっていると、
回復、もしくは解決に向かって進む局面と
停滞する局面があります。

それはクライエントさんの
言葉の使い方と関係があります。

いわゆるネガティブが少ないのがいいとか、
ポジティブが多いということではありません。

言葉の内容ではなく、
ある種言葉の質。

「自分の実感」を
言葉として描写しているかどうか。

カウンセリングが進む時、
自分の気持ちに対する気づき持てている。

そしてそれを
言葉にできている。

自分の心の深いところと
繋がりが持ていて、
その体験を言葉として
翻訳できている。

カウンセリングで、
この状態に入るとクライエントさんは、
問題に対する気づきが
どんどん出てきます。

すると感じ方、考え方も、
自然にバランスの取れたものに
変わっていく。

このモードのとき、
自分の辛さに対しても、
客観的な自分を保てているんですね。

当然、問題解決についてのやり取りも、
スムースになります。

カウンセラーとクライエントが、
同盟関係、協力関係になり、
問題について語り合う。

客観的な自分とカウンセラーが
対話を通して問題について
具体的なやり取りを進める。

この状態が維持されている限り、
問題解決もスムースにいきやすいですね。

仮に何か不具合があっても、
それは共有され、
改善策を検討し行動につながる。

トライ&エラーを
共同作業で進めていく感じ。

建設的な時間です。

こういったカウンセリングが
進みやすい状態を妨げるのは、
激しい感情が原因のことが多いです。

なぜなら自分を客観視することが
難しくなるから。

そんな時は、
対話を重ねるだけでなく
その感情を解消し
客観性を取り戻すことが大切ですね。

すると停滞していたカウンセリングが、
また流れ始めます。

その具体的な方法のひとつが、
私が開発した
エモーショナル・リ*バース・セラピー。

私自身、激しい感情や
それに伴う心因性の身体の痛み。

それらを解消するために、
試行錯誤を繰り返した方法の集大成です。

ただいつでもどこでも、
使っているわけではありません。

カウンセリングがスムースに流れている時は、
はっきり言って必要ないもの。

でも激しい感情が原因で停滞する時、
このセラピーの出番。

現場でのカウンセリングは、
こういった見極めと
柔軟性が大切と感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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