パニック障害で薬を飲んでいます。やめられますか?

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

仕事がら、
「パニック障害で薬を飲んでいます。やめられますか?」
というご質問をよくいただきます。

もちろん問い合わせの段階では、詳しい状況はわかりませんので断定はできませんが、
現場経験に基づいた見解をお伝えしています。

パニック障害の引き金は、
強いストレスが引き金になっていることが多いですね。

人間関係のストレス。
仕事のストレス。

いろんな可能性があります。

そのストレスが一時的なものであれば、
状況が落ち着けば
不安も減っていきますよね。

その結果発作も減り、
いずれ「薬を飲まなくても大丈夫」と
思えるようになることもあるでしょうね。

でもそのストレスが
日常的に続いている場合。

例えばパワハラを受けているとしたら、
まずはその状況を改善するのが
最優先になります。

外的なストレスを減らしたあと、
様子を見ていく流れですね。

そして、今は過剰なストレスが
かかる状況ではないのに
不安が続いているとしたら。

不安が強まり、
薬を飲んでいるとしたら。

パニックが
慢性化しているかもしれません。

そんなときはカウンセリングで
お手伝いできる部分が大きいです。

なかなか薬を止められない理由は、
「またパニックになるかもしれない」という不安です。

薬がお守りになっているわけです。

薬が長引く原因は、
少しでも不安になると薬を飲んで静める、
というクセがついていることです。

大切なことは、
薬以外で不安を静める手段を
持てるようになること。

もう一つは、例えば不安が出てきても、
そのまま持ちこたえられる忍耐力を
育んでいくことです。

不安が出てきても、
それ以上動じることが減っていくと、
必然的にパニックの症状も落ち着いていきます。

すると何度かストレスがかかり不安が出てきても、
パニックの症状が出ない経験が出てきます。

この成功体験を
重ねると自信もついてきます。

自分は大丈夫だ、
という安心感も。

するとますますパニックは出にくくなり、
行動範囲も広がっていく。

このような形で、
着実に薬への依存を減らしていく。

そんなサポートを
カウンセリングで提供しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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