気づきのアプローチの注意点2

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

今回は別の角度から、
気づきのアプローチの注意点をお伝えします。

気づきというのは
自分を見つめること。

見つめる自分がいて、
見つめられる自分がいる。

見つめる部分は心の中の観察者。

見つめられる部分は、
自分の思考、感情、身体感覚等です。

見つめる部分、観察者の力が高まると、
多くの場合メンタルは安定します。

見つめられる部分(思考、感情等)に
振り回されなくなるからです。

しかし、かえって苦しくなることもあります。

それは自分を見つめる部分、観察者が
冷ややかだったり厳しいとき。

それは他人に批判的に見られたり、
粗探しされたり、見透かされる感覚に近い。

人は暖かみのある人にわかってもらえると、
それは安心感、癒しにつながります。

逆に冷ややかな人に観察されると、
プレッシャーです。

いつ批判が始まるか、
わからないからです。

だから自分の中の見つめる部分、
観察者の質が冷ややで厳しいと、
自分で自分を追い込みがちです。

これが自責、罪悪感の正体です。

これは改善につながりそうで、
つながりません。

単なる粗探しや
批判だけだから。

辛くなるだけなので、
百害あって一理なしです。

それだけに、観察者の質は大切です。

自分で自分を見つめるまなざし。
冷ややかで厳しいのか、暖かいか。

冷ややかで厳しいと自分を追い込み
苦しくなってしまいがちです。

暖かいと、自分で自分を認めることができます。
肯定的になり、元気も出てきます。

気づきのアプローチ。

それは悪循環から抜け出し
回復方向にシフトする上でとても大切。

しかし、ただ気づけば
いいというわけではありません。

気づきの質が大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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