家族が“うつ”になったとき

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

家族が“うつ”になったとき、
どのように対応するかはとても大切です。

多くの場合あまり腫れものに触るような対応になったり、
逆に自分の感覚でアドバイスしたりしがちです。

どちらにしても、
マイナスの影響になりかねません。

当事者にとってみれば、
様子がわからず遠巻きにされているように感じると、

「自分は家族から必要とされていない」

「家族にも嫌われてしまった」

という思いに陥りがちです。

逆に、当事者にとっては無理解と思える言動、

「そろそろ動いたら」

「大分休んだから、もう大丈夫じゃないの」

等は焦りを生み、ますます自分を追い込むことで、
調子を落としやすくなります。

当事者への家族の対応は、
距離感が大切です。

相手の境界線を尊重にして、
近からず遠からずのスタンスが必要です。

近すぎると重荷を感じしんどくなりますし、
遠すぎると孤独感に陥ります。

まずは時折、相手から伝わってくるものを、
言葉で描写したり、いたわりの言葉をかけるのがいいでしょう。

「今日はちょっと調子が悪そうだね」

「焦らずしっかり休んでね」

「無理しないでね」

「何か必要なことがあったらいつでも言ってね」

当事者に必要なことは、
「理解されている」という感覚と、それに伴う安心感です。

こういったサポートがあると、
回復の度合いは大きく違ってきます。

もちろん全てのサポートを家族がするのは、
負担が大きすぎます。

家族自身もサポートが
必要なことがあります。

そんな時は無理をせず、
専門機関をご利用ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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