ついつい依存してしまうんです

 
 
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

「依存」と聞くと、
ほとんどの方は良くないイメージを持つかもしれません。

実際依存症、
という言葉もあるくらいです。

しかし実際は、
バランスの問題です。

全く依存しないで生きていける人は、
一人もいません。

「いや、自分は全く頼らず生きているよ」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし突き詰めて考えてみると、
電気、ガス、水道も
全部他人の仕事に依存して成り立っているわけです。

こういったインフラはもちろん、
テレビ、ラジオ、ネット、
全部他者からの情報であり、
それに支えられています。

極端な話かもしれませんが、
全く光が入らず音も聞こえないところに長く居ると、
精神がおかしくなってしまうそうです。

こういったインフラレベルで支えられる、
依存するというのは避けがたいことです。

人間関係も同じです。

ですから「依存ゼロ」
というのは無理だとわかります。

これが理解できると、
「依存すること」に対する罪悪感が減ってくると思いますね。

もちろんバランスは大切です。

ずっと人に頼りきりで、
何の主体性も持たない、
自分の考えも何もない、
何も行動しない、

というのはやはり厳しいものがあります。

依存にも、
いろいろあるのです。

良い依存と悪い依存。

バランスのいい依存と、
バランスの悪い依存。

健全な依存と、
不健全な依存。

「依存=悪」ではありません。

この枠組みだと
「依存」をなくし「自立」を目指す
となってしまいます。

それは極端ですし、
苦しくなります。

「依存=悪」ではありません。

無理がないのは
「バランスを欠いた依存」から、
主体性を兼ね備えた「バランスのいい依存」
を目指すこと。

その方が現実的です。

「依存」→「自立」
ではなく、

「不健全な依存」→「健全な依存」
を目指すことをお勧めします。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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