「一般化のし過ぎは」は人を悲観的にさせる
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
物事がうまくいっているときは、
いいですよね。
気分もいいし
自信もあるし
楽観的になれます。
でも、いつもうまくいくとは限りません。
時として失敗したり
うまくいっても周りの評価を得られなかったり
という経験は、
避けがたいことかと思います。
その時分かれ目があります。
考え方の癖として「一般化のし過ぎ」というのがあると、
たった一回の失敗
たった一回の低評価
これがずっと尾を引いてしまって、
自信をなくし、つらい状態が続いてしまいます。
これはどういう思考パターンかと言いますと、
何かひとつの出来事だけで、それを一般化してしまいます。
「これらも同じ失敗が続くんだ。
「同じ低評価が続くんだ」
と思い込んでしまうことです。
これは怖ろしいことに、
これまでの成功体験を全て無にしてしまいます。
例えば99回連続で成功したとします。
そして100回目に失敗したとします。
すると失敗の確率は1%ですよね。
ところが「一般化のし過ぎ」が働いてしまうと、
本人的には次に失敗する確率が100%と思ってしまうわけです。
もしこのように信じ込んでしまうと、
本人は怖ろしくなります。
必ず失敗する。
必ず低評価になる。
必ず負ける。
そんなふうに思うので、
悲観的になりますし、不安になりますし、自信も失います。
とても損です。
他人で99回連続で成功する人がいたら、
1回失敗したとしても、
「この人は次から失敗し続ける」
とは思わないです。
でも自分のこととなると、
陥りがちな指向パターンです。
もしこのような傾向があるようでしたら、
「これは『一般化のし過ぎ』だ」と気づき、
実際の失敗の確率はそんなに高くないことを認識することです。
そしてそれまでの実績、実力を踏まえ、
新しい状況に臨んでいただければと思います。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。