食欲をコントロールする

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

このメルマガは、
皆様に心穏やかに暮らしていただきたい、という思いで書いています。

そのために役立つ知識や、
具体的なコントロールする方法を提供していきます。

皆さんのお役に立てば幸いです。

今回のテーマは「食欲をコントロールする」です。

カウンセリングというと、
心理的な悩みや人間関係を取り扱う
というイメージがあるかもしれません。

でも意外なほど、
「食べ過ぎ」についての相談もあります。

よくあるやり取りを、
架空のクライエント(Aさん)との対話で
再現してみましょう。
Aさん:私食べ過ぎちゃうんです。

カウンセラー: 食べ過ぎちゃうんですね。

Aさん:ええ。そんなにお腹がすいているわけではないのに、
食べ始めたら止まらないんですよねー。

カウンセラー:食べ始めたら止まらない。

A:そうそう。だから気がついたら、袋ごと一気に食べちゃうんです…

カウンセラー:食べ終わってから後悔なさっている感じですね。

Aさん:そうなんです。太っちゃうし、お肌にも良くないし。

カウンセラー:わかっているのに止められず、
困っていらっしゃるんですね。

Aさん:そうなんです。

「わかっているのに止められない」、これが食欲にまつわるテーマです。

本来食欲は、本能的で自然なもののはずが不自然なものになっているのに、
コントロールできなくなってしまいがちです。

さほどお腹がすいていないのに食べたくなります。
チョコ、クッキー、ポテトチップス等々…

そしてそれは、さまざまな弊害をもたらします。

今回は、この不自然な食欲の
コントロールについて考えてみます。

これは本能的な食欲とは違う
「食べたい衝動」が関係しています。

「渇望」と言ってもいいかもしれません。

この「食べたい衝動」のコントロールが難しいのは、
食べた後に心地よい感覚があるからです。

リラックスできるのです。

冷静に後先を考えることができたら、
食べ過ぎはデメリットが大きいことはわかるけれど、

「食べたい衝動」が強くなったら
どうでもよくなってしまうのです。

ですから、食べる衝動が強くなる前に
EFTで対処するのが効果的です。

食べたい衝動を言葉にしながら
ツボをタッピングしてみましょう。

言葉はざっくばらんで大丈夫です。

「ああ、食べたい食べたい」
「もうがまんできない」等々…
軽い衝動でしたら、このやり方だけで落ち着きます。
ただタッピングは、一回やればいいというものではありません。

衝動が起きてくる度に、
こまめにタッピングする必要があります。

毎回タッピングをしなくてもいいようにするには、
もっと掘り下げたアプローチが必要です。
「食べたい衝動」がなかなかなくならないのは、
元々ある、強いマイナス感情を静めなければならないからです。

本人も自覚していないことが多いのですが、
「食べたい衝動」の奥に、
どんなマイナス感情があるかを調べていきます。

その多くは慢性的な「不安」、「寂しさ」といった感情です。

ただこれらの感情に気づき、タッピングで解消していくことは、
自分一人では難しいことがあります。

そんな時、まずは「食べたい衝動」を、
その都度タッピングで静めていきましょう。

そして根っこにあるマイナス感情の解消に取り組みたい時は、
専門のカウンセラーを活用するのもひとつの選択肢です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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