罪悪感を開放する

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

このメルマガは皆様に心穏やかに暮らしていただきたい、という思いで書いています

そのために役立つ知識や
具体的なコントロールする方法を提供していきます。

皆さんのお役に立てば幸いです。

今回のテーマは「罪悪感を開放する」です。

罪悪感って重苦しい響きの言葉ですね〜
自分で自分を責め、はけ口がない状態です。

たまりにたまって、一気に爆発することもありますし
自分を責め続け、うつ状態や身体の不調という形で現れることもあります

この罪悪感を開放するのは、私たちにとって大事なテーマのひとつです。

しかし、どうしてそんなに自分を責めてしまうのでしょう。

ひとつの仮説として、自分の養育者(主に両親)の態度を、
知らない間に自分の心の中に取り込んでしまうというものがあります。

現場でカウンセリングをしていると、この説にはかなりの説得力を感じます。

クライエントさんの自分に対する批判を調べていくと、
「父親にそっくりです」あるいは「母親にそっくりです」という方が少なくないのです。

ここで陥りがちなのは、実際の父親や母親に批判の矛先を向けることです。
しかし責めようにも、すでに他界していらっしゃることもあります。

幸い健在だったとしても、単に父親や母親を責めるだけでは、
罪悪感の根本的な開放にはつながりにくいのです。

両親に怒りの矛先を向けることは、
ずっと自分を責め続けていた人にとって、一時的な開放感をもたらすことはあります。

しかし怒りを開放したあと、いいしれぬ虚しさを感じてしまうことがままあります。

何か空虚で満たされない感じ、
自分で自分がわからない感じになりがちです。

これは時として、罪悪感よりも苦しいことすらあります。
罪悪感を開放するには、2つのアプローチをバランスよく進めることが大切です。

ひとつは、とても弱っていて自信がなく、過敏になっている感情に気づきケアーすること。
暖かく受けとめ抱えていくこと。

もうひとつは、厳しい自分に対する攻撃から自分を守ること。
その攻撃内容は冷静に検討すると、ナンセンスなものばかりです。

とても単純で、一本調子で、一方的な心の声に過ぎません。
しかし断固たる口調で責められると、間に受けてしまいがちです。

自分で自分に行っているマインドコントロールと言えるかもしれません。

この攻撃を間に受けないこと、時として反論し跳ね返すこと。
セルフマインドコントロールの呪縛から抜けること。

こういった取り組みを続けていくと罪悪感から解放され、
あるがままの自分でいることにくつろげるようになることでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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