思考パターンを変えるときのポイント

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
 
カウンセリングやセラピーで
取り組むテーマで大切なもののひとつ。

それは思考パターンを
変えていくこと。

ここが変わると、
感情や行動が変わります。

当然その影響は周りの人間関係、
そして生活全体に及んでいく。

それはとても
パワフルなこと。

しかしそれは、
やみくもに進めると、
負担がかかりすぎたり、
心の傷になることすらあります。

でもいくつかのポイントを
押さえておけば大丈夫。

まずは思考をキャッチすること。

ここが始まりです。

最初は結構難しい。

無意識的なものなので。

最初やりやすいのは、
自分の感情をキャッチすること。

思考よりも
わかりやすい。

例えば何となく悲しい。

イライラする等。

そんな感じで
いいと思います。

ここから思考を明確に。

出てきた感情の
「理由」を問いかけてみます。

なにゆえ悲しいのか?

あるいは、
なにゆえイライラするのか?等

「◯◯だから」という答えが出てきたら
それが思考。

そして、しょっちゅう感じている感情があり、
その理由が似通っているなら、
それが自分の思考パターンですね。

ここから思考パターンの
吟味に入ります。

大切なポイントは、
どんな思考パターンも、
「間違ってる」と捉えないこと。

こう捉えると、
「正しい」思考に矯正したくなります。

それ自体が、
自分への否定となり、
かえってダメージになることも。

それは変わることへの焦りを生み、
無理にポジティブなものに
変えたくなります。

すると思考パターンはそのままに、
新しい思考パターンを
無理やりいれこむ形になりがち。

すると葛藤が増え、
かえって調子が
悪くなることすらあります。

思考パターンを吟味する際、
「正しい」「間違っている」軸ではなく、
自分にとって「建設的」「非建設的」軸で
吟味すると無理がありません。

あるいは自分にとって、
「メリットがある」「デメリットになる」軸でも
いいでしょう。

こういった軸で吟味するなら、
自分を責めたり否定したり、
変なプレッシャーがかかるリスクは
小さくなります。

もしデメリットを実感できたら、
自然に思考パターンは変わります。

納得ずくの変化。

その方が楽だし、
効果も持続します。

思考パターンの書き換えは、
とてもパワフル。

それだけにその取組は
ここでお伝えしたポイントを踏まえ
進めるのがお勧めです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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