強い感情によって制限されている行動の、自由を取り戻す
こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。
メンタルを安定させる上で、
大切なのは、
まずは自分のことを客観的に眺めること。
よく言われることですね。
実際私も、
非常に有効性を感じています。
ただこれだけ聞いても、
何か抽象的で、
何をどうすればいいのか
わかりにくいですよね。
ポイントは自分が客観性を保つのが難しい時、
感情に飲まれないようになこと。
それには、
感情に飲まれた後、
それを振り返り見直すことが役に立ちます。
あとからでもいいので、
客観性を
取り戻すわけですね。
まずは感情に飲まれた時、
周りの状況はどうだったかを明確にします。
ひとりだったのか、
それとも誰かいたのか。
どんな出来事が起こったのか。
誰かいたなら、
何をしていたのか。
自分に言葉を
かけてきたのか。
かけてきたなら、
どんな内容だったのか。
このように、
できるだけ具体的にします。
そしてそのときの、
感情も明確にします。
不安、怒り、イライラ、
恐怖、悲しみ、落ち込み。
いろんな感情がありますよね。
まずは出来事と感情、
この２つだけでも明確になると、
今まで混乱し感情に飲まれていた出来事に対し、
客観的になってきます。
その状況で、
自分は何を感じていたのか。
ここが
はっきりしてくるからです。
客観的な状況と、
それに対する感情的な反応。
この２つを明確にしていく。
するとその感情に飲まれなくなり、
冷静さを保つことが
できるようになってきます。
この取り組みに慣れてきたら、
出てきた感情に伴う
思考も明確になるといいですね。
ここがわかってくると、
出来事に対する、
自分の意味づけがわかるから。
要は自分が、
どのように世界を見ているのか。
その傾向が
わかってくる。
自分に対する客観性は、
当然レベルアップしますよね。
すると様々な気づきが
起きてくるようになる。
当然、出来事に対して、
より柔軟に考え、
行動できるようになってくる。
強い感情によって制限されていた行動が、
自由を取り戻す。
そんなきっかけに
繋がる取り組みです。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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