常に人の目が気になり、目の前の仕事や勉強に集中できず能率も上がりません〜視線恐怖

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

「常に人の目が気になり、
目の前の仕事や勉強に集中できず能率も上がりません」

という相談を受ける事があります。

これは常に周りの人や、
その目線が気になっていて、
本来自分が取り組む事に、
意識が向けられない状態ですね。

常に危険を感じ警戒態勢に
なっているので、
目の前のことどころではない、
という心境です。

それだけ周りに対して、
恐怖が強いということですね。

人が自分に対して、
悪意を持っていると感じ、
危険を感じているわけです。

これは非常に辛いもので、
裁かれているような目で見られている、
と感じる方もいらっしゃるほどです。

こういったテーマをセラピーするとき、
過去を掘り下げてしまいがち。

詳細に思い出し、
語ってもらう。

それを受け止め、
癒していく。

しかし多くの場合、
かえって調子が悪くなります。

なぜならば過去の掘り下げは、
深いレベルの思い込みを
吟味していく切り口。

コアビリーフと呼ばれています。

ここは一番深い心の層なので、
ここさえやれば良くなる
と思われがちです。

でも実際は、
そうではありません。

さらに深い心の層が、
関係しています。

この層は過去の記憶を引き出しても、
変化させられません。

それは記憶以前の
心の層だから。

ここにダメージがあると、
心の守りが弱くなります。

その結果、
視線が気になる状態に。

基本的信頼感を
持つのが難しい状態。

ここは掘り下げではなく、
ダメージを補修し、
強くしていく事が大切。

ここが強くなってくると、
アニメ等で出てくるバリアー、
あるいは鎧のようなものが、
心に構築されていきます。

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守りの再構築ですね。

ここが進むと、
守られ感が出てきます。

人がいても、
もっと楽になります。

当然目の前のことに
集中できます。

ただ時々、心のバリアー、
あるいは鎧ができてきても
まだ人に大きな恐怖を
感じることもあります。

ここに関しては思い込みが
関係しています。

守りの再構築ができていて、
でも思い込みが残っている状態であれば、
安全に過去を掘り下げ、
解消していけます。

心の守りの再構築と、
思い込みの解消。

この2つのテーマがある
両方ある場合は、
守りの再構築から進めていく事が大切。

これが逆になり、
最初に過去を掘り下げると、
心にダメージを与えます。

思い込みの解消
どころではなくなる可能性大。

その後の守りの構築も
困難になります。

こういったテーマに取り組むときは、
守りの再構築と、思い込みの解消。

その取り組む順番が
大切になってきます。

以上、ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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