カウンセリングを受けるとハマりそうです

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

「カウンセリングを受けるとハマりそう」
「やめといた方がいいんじゃないか」

といった話を時々聞きます。

「これはカウンセリングを受けると
どんどん依存心が強くなり抜け出せなくなる」
という意味なのだろうと推測しています。

確かにカウンセリングには、
「依存」という側面があるのは否定できません。

しかしこれは、
カウンセリングだけではありません。

例えば弁護士、税理士に対し、
その専門性に対し当てにするのは普通です。

自力でできるのであれば、
わざわざお金を払って頼みませんから。

つまり専門性に対し、
お金を払って依存しているのです。

でもただの
依存ではありません。

自分としては「こうしたい」というのが、
最初にあります。

弁護士に依存するとき、
同時に例えば裁判で勝訴したいと思っている。

税理士に依存するとき、
適切な確定申告をしたいと思っている。

そしてその実現のため
専門知識を教わる。

あるいはその専門知識を用い、
対処してもらう。

つまり自立と依存の両方があって、
バランスが取っています。

もし裁判において、
自分がどうしたいか曖昧だと
弁護士さんも困りますよね。

勝訴したいのか、
それとも和解したいのか等。

そこが定まらないと、
弁護士さんも動けません。

利用者の自主性が
大切です。

実はカウンセリングも、
全く同じ。

専門性に関しては、
頼るしかありません。

加えて心情的に当てにする、
頼ることもあるでしょう。

ただ最終的には、
自分がどうなりたいかが大事。

例えば「メンタル不調から回復したい」
とか。

ここが曖昧だと、
カウンセリングも迷走します。

ただ心理的に不安定なときは、
自分がどうしたいか
自分でもわからないこともしばしば。

その場合は、「自分がどうしたいかをはっきりさせる」
という目標を設定したります。

つまりきちんとしたカウンセリングは、
依存させっぱなしではありません。

目的に向かって進んでいく過程で、
自主性や自立心が高まっていくことを応援します。

その途上で、
必然性があることは
むしろ頼った方がいいです。

この依存と自主性、
そのバランスが大切だと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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