インナーチャイルドワークとEFT

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

インナーチャイルドワークの目的。
それはクライエントさんにマイナスの影響を与えているものに働きかけることです。

空しさ
空虚感
似たような状況で感情のスイッチが入り、
コントロールが効かなくなってしまう

多くの場合、それらは過去の記憶の影響です。
そしてインナーチャイルドワークと呼んではいないけれど、
過去の記憶や感情を重視する心理療法は数多くあります。

精神分析、ユング心理学、アドラー心理学、
ゲシュタルト療法、交流分析、認知行動療法、ヒプノセラピー等…

それらの多くは、子どもころの感情を伴った記憶に焦点を当てます。
そしてそれは、とても多くの情報をもたらしてくれます。
思考、感情のパターン
人生の基本パターン

ある意味、その人の運命を
かなりの精度で推測することすら可能です。

このような情報を本人のアダルト(大人の部分)が知ることで、
人生の流れを変えることができます。

分析的なインナーチャイルドワークとも言えます。
また別のアプローチとして、直接的体験的に
インナーチャイルドに働きかける方法もあります。

生き生きとした感情、イメージを甦らせサポートしていきます。

いわゆるインナーチャイルドワークはこれです。

一方で過去の記憶や感情に対して焦点を当てすぎることに批判もあります。

苦痛が大きすぎる記憶を無理に甦らせると、
再外傷のリスクも高くなります。

そうならないために防衛が働き、
全く記憶が甦らないこともあります。

カウンセリングの現場では、このようなケースもかなりの頻度であります。
私の場合、インナーチャイルドワークにEFTを組み合わせることで対応しています。

すると無理に過去の記憶を甦らせつらい思いをしなくても、
速やかにマイナス感情を処理できますし、

安全に甦らせ働きかけることもできるようになります。

折に触れてお伝えしていることですが、
EFTは色のない増幅器のようなものです。

さまざまな心理療法の理論や技法にEFTを組み合わせることで、
現場での対応力を高めることができるのです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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