やりたくない自分を変えたいです

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

「やりたくない」と思うこと。

私も結構あります。

モチベーションが上がらず、
めんどくさいと思い、
そのまま何もしない。

まあ、誰でもありますよね。

でもそれが、悪いというわけでも、
ないです。

逆に「やらなければ」と
自分を追い詰めることで
メンタル不調になることもありますから。

いずれにせよ、
極端なのは自分にとってマイナスです。

興味深いことに、
「やりたくない」、「めんどくさい」という思いは、
「やらなければ」という思いと
セットになっていることが多いんです。

心の中でそれぞれが
強力に引っ張っている。

その結果、
やらないほうが優位に立ち、
行動としては何もしないとします

でも心の中ではイライラや、
強い罪悪感があって、
追い詰められている。

このパターン、
結構多いです。

行動してもしなくても、
心の中では反対勢力があり、
平穏な気持ちではいられない。

これはきついです。

常にケンカしている状態ですから。

このように内面にフォーカスすると、
単にやる、やらないという
行動面だけでは解決しないことがわかります。

やる、やらないは、
ある意味どちらでもいいのです。

要はそのことに、
自分が納得できているか。

心の中の意見が一致して、
選択できるかどうか。

そこが大切だと思います。

心の中が真っ二つに割れて、
争っている限り、
心の平和はありません。

まずはそれぞれの
言い分をはっきりさせること。

やりたくないのは、
なぜなのか。

そしてやらねばならないのは、
どうしてなのか。

それぞれの言い分を尊重し、
対話してくのがオススメです。

それは行動したい自分。

行動したくない自分。

この二つに加え、
公平で客観的な自分を育てていくこと。

それぞれの言い分を、
引き出し、対話を促していく。

それは自分の心の中の言い分を調整し、
よりまとまった意見に練り上げていく作業。

人間同士の対話と同じように、
サクサクといかないこともしばしば。

でも自分の心の対話が進み、
バランスが取れることは、
とても価値あること。

意思決定の際、
十分吟味ができるようになります。

その結果、
適切な判断が下しやすく、
後悔や葛藤も減ります。

心も行動もすっきりし、
不毛な葛藤なく過ごせるようになります。

自分で取り組む時は、
ノートなどに書きながら
対話を進めていくといいでしょう。

紙に書くだけでも、
かなり違います。

葛藤が激しい方はやってみると
いいかもしれません。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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