うつ病リスクが高い人の口ぐせとは

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

うつ病リスクが高い人には、
特有の口ぐせがあります。

そしてそれらを大まかに区分すると、
2パターンあるように思います。

一つは自分を追い込む系。

例えば

「ちゃんとやらなければいけない」

「◯◯すべき」

等といったタイプ。

これらは比較的わかりやすいです。

少なくても、
周りの人にとっては。

しかしこれが更に進むと、
どんなに疲れていても、
調子が悪くても。

「大丈夫」を連発するようになる。

そして自分でも、
それを根拠なく信じ込んでしまう。

これは自分への追い込みが、
危険な域に入っている現象です。

そんなときは周りの人は、
首に縄をつけてでも、
がんばりを止めさせ、
休むよう促すことが必要なこともあります。

そして2番めのパターン。

それは

「どうせ、うまくいかないだろう」

「自分はダメ人間だ」

等といった、
ある種のあきらめ、絶望感を伴ったり、
悲観的になるタイプの口ぐせ。

これは実際以上に、
自分の状況を悪く捉えてしまいます。

周りから見たら順調に見えるほどでも、
本人的には危機的状況。

そのことで、
あきらめなくていいことまであきらめ
消極的になってしまう。

そういう状態に陥りやすいです。

そしてこの2つのタイプを両方持っている、
ハイブリッドタイプも多い気がしますね。

このような口ぐせを日々言っていたり、
言葉にしなくても心のなかで思っていると、
うつ病のリスクが高いです。

対処法としては、
まずこのような口ぐせに対して
意識的になること。

「つい」思っていることが
多いですから。

だから自分でも
気づいていなかったりするんですね。

でもその言葉は
自分の心に影響を与え続けます。

自分で自分に、
催眠をかけているようなものです。

だから口ぐせは、
自分でわかっていたほうがいいですね。

より意識的になるということ。

それだけでも、
自分にかけている催眠に
かかりにくくなります。

つい口に出そうになった時も、
それを意識する。

そう思っていることは、
認めてもいいです。

無理にポジティブに持っていくと、
ますますこじれますから。

そう思っていることをただ認め、
でも信じない。

どこか客観的なままでいる。

そんな意識を持てると、
リスクはグンと減らせます。

ただ自分一人では、
こういった心を見つめる作業が
難しいこともあります。

調子が悪い時はなおさら。

そんな時は心理の専門家である、
カウンセラーに手伝ってもらうのも、
ひとつの選択肢です。

 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

メルマガ

カウンセリングメニュー

プロフィール

・アマゾンランキング「臨床心理学・精神分析部門」「脳・認知症」2部門で1位獲得!
高牟禮(たかむれ)の本"理由のない不安"を一瞬で消す方法(主婦の友社)
⇒ http://amzn.to/2mxV4DO

・心が楽になる~感情チェック&アドバイス(無料) ⇒ http://www.reservestock.jp/page/fast_answer/7

2 Responses to “うつ病リスクが高い人の口ぐせとは”

  1. より:

    心が楽になりました。
    ありがとうございます。

コメントを残す

このページの先頭へ