肩こり、腰痛とカウンセリング

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

カウンセリングをやっていると、結果的に肩こり、腰痛等の身体の症状が
楽になっていくケースがあります。

ほとんどの場合主訴は別にあって、
人間関係のストレス、メンタルのつらさ等にとりくんでいます。

身体の症状が楽になったのは副産物みたいなものですが、
メンタルのテーマに取り組むことで、身体の緊張が和らいだことが要因と思われます。

緊張は多くの場合、あまり良くないものと思われがちです。

緊張=ほぐした方がいい
となりがちです。

カウンセリングでは、緊張について別のとらえ方をしています。

その人にとって緊張は、

必要なもの
役になっているもの

と捉えます。

緊張が強い方の多くは、

不安
恐怖

の感情をお持ちです。

安心することが難しい状態です。

そして緊張は、心理的な「守り」の役割を担っています。
つまり、役に立っているんです。

だからリラクセーション技法やマッサージ等で緊張を和らげようとしても、
なかなか緩まなかったり、しばらくすると緊張が戻ってしまいがちです。

それは心理的な原因にアプローチしていないからです。
不安や恐怖があると、少しでも自分を安心させるために緊張が必要です。

カウンセリングを通して安心感を感じられるようになると、
心理的に緩んできます。

気持ちがゆったりしてきます。

すると身体の緊張によって安心させる必要がなくなってしまいます。
自然に緊張が緩んでいきます。

その結果、肩こり、腰痛といった身体症状が楽になることがあるのです。
風のアプローチではなく、太陽のアプローチですね。

このようにカウンセリングは、単に心の状態が変わるだけでなく、
思わぬ副産物をもたらしてくれることがあります。

また身体の症状についてのよりマニアックな記事は
下記アドレスからお読みいただけます。

https://takamura.jp/?p=897

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