感情には2種類ある

こんにちは、心理カウンセラーのたかむれです。

ネガティブな感情が、
しょっちゅう起きてくると、
生きづらいですよね。

日々の気分は大切。

それを左右するのは、
ひとつは外側の出来事。

でもそれは、
ある種きっかけに過ぎないんですよね。

なぜなら同じ出来事でも、
感じ方は人によって違うから。

それは解釈の仕方、
要は思考パターンが関係している感情。

このタイプの感情で、
ネガティブになり過ぎているときは、
思考を見直していくアプローチが有効。

今はやりの認知行動療法は
ここに焦点を当てています。

自分で紙に書き出して取り組むこともできるし、
カウンセラーとのやり取りを通し
吟味していくのも役立ちます。

ここが変わってくると、
外側の出来事に対しての、
自分で自分を苦しめる癖が和らぎ楽になってきます。

生きづらさが
減ります。

しかし感情は、
思考パターンと関係あるものもあれば、
関係ないものもある。

あまり知られていないけど。

要は外側の出来事や思考パターンと関係なく、
ネガティブ感情が居座っている場合。

だから紙に書き出したり、
思考を吟味するタイプのカウンセリングを受けても、
基本、こういった感情はビクともしない。

どんなに丁寧に進めていっても、
痒いところに手が届かない感じ。

ずっともどかしい感じが
残ってしまう。

これらの感情は、
より深い心の層に存在します。

この感情が多いと、
基本気分がどんよりしてしまいます。

この気分を変える方法は、
あることはあります。

それは激しい活動をして
テンションを上げること。

でもそれは、
その感情が減るわけではなく、
激しい活動によってかき消しているだけ。

活動に疲れ動けなくなると、
すぐに戻ってきてしまう。

それはとても辛いし、
いたたまれないこと。

だから少しでも動けると、
また不自然にテンションを上げ、
動き続ける。

このサイクル、
終わりのないサイクルを
繰り返さざるを得ない方も
たくさんいらっしゃいます。

このサイクルを断ち切るには、
大元のネガティブな感情にアクセスし、
解消していくこと。

これはイメージや言葉を使う、
一般的なセラピーでは
届かない領域にあります。

なぜそれが分かるかと言いますと、
私自身、このタイプの感情に、
長年苦しみ続けてきたから。

気分の悪さ、体調の悪さの中、
しのぎながら過ごしてきたから。

この感情にアプローチし、
軽くしていく。

それは私にとって、
もっとも関心のあることの一つ。

今まで試行錯誤し、
再現性の高かったアプローチをまとめ上げ、
エモーショナル・リ*バース・セラピー、
と名付けました。

感情の再生ですね。

感情には2種類あります。

思考と結びついた感情。

より深い心の層にある、
心やイメージ等では届かない、
慢性的な感情。

それらを区別し、
それぞれに合ったアプローチを進め、
楽になっていただく。

私が個人セッションで
大切にしていることのひとつです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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